オランダ発の在宅ケア組織「ビュートゾルフ」とパートナーシップ締結~専門性の高いケア提供へ向けた看護師採用・育成サポート・ICT基盤を提供~
2017年4月17日
株式会社エス・エム・エス(代表取締役社長:後藤夏樹、東証一部上場、以下「当社」)は、看護師を中心に質の高い在宅ケアサービスを提供するオランダの「ビュートゾルフ」の日本法人Buurtzorg Services Japan株式会社(代表取締役社長:ステファン・ダイカーホフ、髙橋英太郎、以下「ビュートゾルフ サービス ジャパン」)と業務提携しました。
コミュニティーケアモデルです。地域に密着した小規模運営により、スタッフや利用者と家族の満足度が高いことが特徴です。また、ICTを活用し、業務効率化やコスト削減、チーム内情報共有などを行い、看護師が専門性の高いチームケアを提供できる体制を構築していることでも知られています。
現在日本では、国が地域包括ケアシステムの構築を推進する中、在宅ケアサービス対象者が急増し、重度化・多様化・複雑化するなど、医療ニーズの高い利用者が増えています。加えて、在宅・地域で療養生活をおくる利用者を支える訪問看護サービスへのニーズも高まっています。しかし、訪問看護ステーションは増加傾向にあるものの地域によって偏在しており、訪問看護師数も十分とはいえず、高まる需要に応え切れていないのが実情です。*
これらを背景に、在宅看護や介護を担う訪問看護師の確保・育成と、在宅ケアサービスの質の向上を目指し、昨年11月7日、「ビュートゾルフ」の日本法人として「ビュートゾルフ サービス ジャパン」が設立され、本格的に日本での展開を開始しました。
当社は「ビュートゾルフ」の日本展開にあたり、ブランディングや看護師の採用・育成、運営の要であるICT基盤の国内適応へ向けた提供・連携を予定しています。
*参考資料:訪問看護アクションプラン2025
専門性の高いスタッフ確保へ向け、「ビュートゾルフ サービス ジャパン」では、加盟事業者向けに「Buurtzorg College」を展開し、人材採用のサポートを予定しています。当社はグループ会社である株式会社エス・エム・エスキャリアと協力し、「Buurtzorg College」の紹介やタイアップセミナー、加盟事業者への人材紹介などで、採用や育成をサポートする予定です。
(2) 「ビュートゾルフ・ウェブ」と介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のシステム連携
ビュートゾルフでは「ビュートゾルフ・ウェブ」という独自のICTシステムを取り入れています。チーム内でケアサービス提供状況の共有を行う「コミュニケーション」と、利用者の在宅生活を全人的にアセスメントできる「オマハシステム」から構成されており、アセスメント・ケアプラン、専門性・経験共有のコミュニケーション、スケジュール管理、給与計算、介護保険請求などの機能を有しています。専門性の高いケアサービスを提供するためには不可欠のシステムであり、日本国内においても、医療・介護保険制度などに対応するため、新たに日本向けの「ビュートゾルフ・ウェブ」が展開される予定です。当社は国内適応へ向け、既に国内の訪問看護ステーション向けに提供し、大きな成果を上げている「カイポケ」を、「ビュートゾルフ・ウェブ」と連携させ、スケジュール管理、給与計算、保険請求機能や、入力業務負荷削減機能と、コミュニケーションの円滑化を目的としたタブレットの提供を行います。
当社は本提携を通じ、専門性の高い在宅ケアサービスの提供や、利用者のQOL*向上および、日本の地域包括ケアシステム構築の推進などに貢献していきます。
*QOL(Quality Of Life):生活の質。人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送っているか、ということを尺度としてとらえる概念
・事業担当 介護経営企画部 竹原(たけはら)
電話:03-6672-1147 E-mail : kaigoprinfo@bm-sms.co.jp
・広報担当 広報グループ 養田(ようだ)
電話:03-6721-2404 E-mail:smsinfo@bm-sms.co.jp
URL:https://www.bm-sms.co.jp/
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【提携背景と目的】
「ビュートゾルフ」は、オランダにて看護師を中心に質の高い在宅ケアサービスを提供し、成功を収めているコミュニティーケアモデルです。地域に密着した小規模運営により、スタッフや利用者と家族の満足度が高いことが特徴です。また、ICTを活用し、業務効率化やコスト削減、チーム内情報共有などを行い、看護師が専門性の高いチームケアを提供できる体制を構築していることでも知られています。
現在日本では、国が地域包括ケアシステムの構築を推進する中、在宅ケアサービス対象者が急増し、重度化・多様化・複雑化するなど、医療ニーズの高い利用者が増えています。加えて、在宅・地域で療養生活をおくる利用者を支える訪問看護サービスへのニーズも高まっています。しかし、訪問看護ステーションは増加傾向にあるものの地域によって偏在しており、訪問看護師数も十分とはいえず、高まる需要に応え切れていないのが実情です。*
これらを背景に、在宅看護や介護を担う訪問看護師の確保・育成と、在宅ケアサービスの質の向上を目指し、昨年11月7日、「ビュートゾルフ」の日本法人として「ビュートゾルフ サービス ジャパン」が設立され、本格的に日本での展開を開始しました。
当社は「ビュートゾルフ」の日本展開にあたり、ブランディングや看護師の採用・育成、運営の要であるICT基盤の国内適応へ向けた提供・連携を予定しています。
*参考資料:訪問看護アクションプラン2025
【「ビュートゾルフ」とは】
- 看護師を中心としたオランダの在宅ケアモデル
- 最大12人の独立した専門チームが、40~50人の地域利用者を担当。利用者の力を引き出す最良のケア実現へ向け、各チームがそれぞれ計画を作成することで、スタッフの責任とモチベーションが高まる
- オランダ国内において5年で急拡大・成功したモデル
- アジア・ヨーロッパのほか、アメリカなど世界への進出も進めている
- 看護師を中心とした専門チームが運営にあたり、ICTを活用し、コストと業務を効率化しながら、質の高い在宅ケアサービスを提供
- スタッフ満足度と利用者満足度がオランダ国内でトップ
- 利用者1人あたりの費用が他の在宅ケアサービス組織に比べて安く抑えられる日本での展開では、住み慣れた地域で介護を受けたい利用者やその家族の満足度向上、働きやすく専門性の高いサービスを提供することによる看護師の働きがい向上、地域包括ケアシステム構築への貢献、社会保障費の削減などが期待される
【提供・連携内容について】
(1)採用・育成のサポート専門性の高いスタッフ確保へ向け、「ビュートゾルフ サービス ジャパン」では、加盟事業者向けに「Buurtzorg College」を展開し、人材採用のサポートを予定しています。当社はグループ会社である株式会社エス・エム・エスキャリアと協力し、「Buurtzorg College」の紹介やタイアップセミナー、加盟事業者への人材紹介などで、採用や育成をサポートする予定です。
(2) 「ビュートゾルフ・ウェブ」と介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のシステム連携
ビュートゾルフでは「ビュートゾルフ・ウェブ」という独自のICTシステムを取り入れています。チーム内でケアサービス提供状況の共有を行う「コミュニケーション」と、利用者の在宅生活を全人的にアセスメントできる「オマハシステム」から構成されており、アセスメント・ケアプラン、専門性・経験共有のコミュニケーション、スケジュール管理、給与計算、介護保険請求などの機能を有しています。専門性の高いケアサービスを提供するためには不可欠のシステムであり、日本国内においても、医療・介護保険制度などに対応するため、新たに日本向けの「ビュートゾルフ・ウェブ」が展開される予定です。当社は国内適応へ向け、既に国内の訪問看護ステーション向けに提供し、大きな成果を上げている「カイポケ」を、「ビュートゾルフ・ウェブ」と連携させ、スケジュール管理、給与計算、保険請求機能や、入力業務負荷削減機能と、コミュニケーションの円滑化を目的としたタブレットの提供を行います。
当社は本提携を通じ、専門性の高い在宅ケアサービスの提供や、利用者のQOL*向上および、日本の地域包括ケアシステム構築の推進などに貢献していきます。
*QOL(Quality Of Life):生活の質。人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送っているか、ということを尺度としてとらえる概念
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エス・エム・エス(東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー)・事業担当 介護経営企画部 竹原(たけはら)
電話:03-6672-1147 E-mail : kaigoprinfo@bm-sms.co.jp
・広報担当 広報グループ 養田(ようだ)
電話:03-6721-2404 E-mail:smsinfo@bm-sms.co.jp
URL:https://www.bm-sms.co.jp/
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