当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要についてのお知らせ
2024年7月24日
当社は、コーポレート・ガバナンス強化の一環として、取締役会の機能を充実させその実効性を向上させていくことが重要であると考えております。この度、当社取締役会において、取締役会の実効性の評価及びその分析を実施いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。
また、今後取締役会の実効性をより一層向上させるための主な検討ポイントとして、下記の意見がありました。
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記
1.取締役会の実効性の評価の方法
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- 実施方法:アンケートによる自己評価方式(5段階の評点及びフリーコメントによる回答)
- 評価対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日に開催された取締役会
- 評価実施者:取締役全員(5名、うち3名が独立社外取締役)
- 評価項目
① 取締役の構成
② 取締役会の運営
③ 取締役会の議題
④ 取締役会を支える体制
⑤ 株主・投資家との対話
⑥ その他取締役会の実効性に関する意見
2.取締役会の実効性に関する分析及び評価結果
上記の評価結果の分析及び審議を通じ、当社取締役会は、その規模や構成、議案・審議内容、議論の状況において、実効性が確保されており、全体としては適切に運用されていると評価されました。また、今後取締役会の実効性をより一層向上させるための主な検討ポイントとして、下記の意見がありました。
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- 前年からの継続課題として、「女性版骨太の方針」においてプライム企業の女性役員比率を2030年までに30%以上とする目標が盛り込まれたこともあり、長期的にはジェンダー観点での取締役会の多様性をより高めることも検討していく必要がある。
- 前年度の実効性評価の結果を受けて、様々な経営課題についてのディスカッションの時間が設けられ、より踏み込んだ議論が行われるようになってきている。長期的な企業価値向上のために取締役会が果たすべき役割や議論の在り方について、社会的な要請や事業環境の変化等を踏まえながら継続して検討していきたい。
- 社外取締役を含めた株主・投資家との対話は引き続き積極的に進められている一方で、株主・投資家の意見の取締役会へのフィードバックについては改善の余地がある。
3.今後の取組み
当社は、今回の評価結果も踏まえながら、今後も継続的に取締役会の実効性の確保・向上に取り組み、より実効性のあるコーポレート・ガバナンス体制の構築を通じて、持続的な成長と長期的な企業価値の向上につなげていきます。適時開示はこちら